イワツバメ 双眼アングルファインダーで近距離撮影

イワツバメ; EOS-1D Mark IV, EF400mm F2.8 L IS II USM, EF1.4x III; MF, ME: 1/4000s, f/5.6, ISO640; トリミング(4896x3264→3462x2308) 虫運びシーンですが,瞬膜が少し出ているようです.虫の翅の先端部分をくわえているので暴れたのかもしれませんね.これぐらい大きな虫を運んでいると肉眼でもすぐ気がつくので,かなり焦ります.今期は雛が孵る時期が若干早かったようです.




快適な両眼視撮影のための照準器の調整手順

最近,両眼視撮影やライフルスコープ関連で検索して当サイトを訪問して下さる方が非常に多いので,快適な両眼視撮影のための照準器の調整手順について簡単にまとめておきます.ただし,よく普及している手軽なドットサイトを通常のカメラファインダーに並列して使用している場合は,この方法は使えませんので悪しからず(追記その2参照).しかし,ドットサイト使用でも,上下左右に自由に向きを変えられる外付けEVFをファインダーにして撮影している場合(動画撮影やミラーレス機)は,同じ方法で調整出来ます.

手持ち撮影用フォローフォーカス (4):実践編 (動画)

ニコン200-500mmF5.6+FS700にノブ型フォローフォーカスをつけてのハイスピード動画撮影です.本当は別記事で紹介したニコンFレンズをEマウントカメラに接続するスマートアダプター(AF・絞り・VR対応)のテストを兼ねる予定でしたが出荷が延期になり,絞り開放のみでの撮影テストになりました.製作編の追記でも書きましたように,このレンズはフォーカスリングの回転が軽いだけでなく,遊びが非常に大きいということで,動画撮影に使えるのか心配でしたが,どうにか使えました.ただし,緊迫した状況でピントを前後に動かすような場合,遊びの大きさを体で覚えていないため失敗することが良くありました.ハイスピード動画撮影では一瞬の遅れが命取りになりかねないので,フォーカスリングの遊びが大きいレンズはやはり厳しいようです.しかし,このレンズは写りが良いだけでなく,とても軽いので,FS700のような大きいカメラと組み合わせるのは楽でした.ちなみに,実際に撮影に使う状態でのカメラ+レンズ+EVF+etcの総重量は7.85kgです.これは普段使っているAPO-TELYT-R 280mm F4 + 1.4xの場合と比較して400gしか重くありません.重心の位置が前方に結構ずれるので取り回しの勝手が違いますが,慣れでどうにか出来そうです.もし,メンテでフォーカスリングの遊びを極限まで無くせるのなら,動画撮影用のズームレンズとして最適な一本になるかもしれません.

手持ち撮影用フォローフォーカス (3):実践編 (写真)

ニコンのサンヨンPF+V1にリング型フォローフォーカスをつけての飛翔写真撮影です.リング型フォローフォーカスは,製作編の追記に書いたように,フードにフォーカスリングを取り付けるタイプで,歯数比は3か4にしています.つまり,フォーカスリングの回転角を3〜4倍に拡大してMF操作性を改善しています.当初,歯数比3で使っていましたが,回転角不足を感じて歯数比4にしました.

手持ち撮影用フォローフォーカス (2):製作編

自作したフォローフォーカスを紹介します.市販されている動画撮影用(機械式)フォローフォーカスは,原則的に,操作ノブの回転軸をレンズ光軸から直角に曲げています.これは歴史的経緯に加えて,ある種の規格化でもあって,その他の標準的な動画撮影用アクセサリー類との干渉を避ける上で必要なのかもしれません.三脚使用や肩載せスタイルでの撮影を前提とするのならば,これで十分なのでしょう.しかし,手持ち撮影でレンズを直接手で支える場合,指が届く範囲は限られますから,その範囲内で操作しやすい形状であるべきです.そのように考えると,操作ノブの回転軸はレンズ光軸と平行であることが自然で,ノブ型のフィールドスコープのような感じになります.回転軸がレンズ光軸と平行であれば,レンズの形状によっては新たにフォーカスリングを追加することも可能で,リング型のフォローフォーカスも作れます.今回紹介する自作フォローフォーカスは,ノブ型が1つと,リング型が2つです.

手持ち撮影用フォローフォーカス (1):構想編

フォローフォーカスという撮影器具をご存知でしょうか? 主に動画撮影のための物で,元々は映画(ドラマ)を撮影するカメラレンズに取り付けてピント合わせを容易にするためのものでした.この場合のピント合わせというのは,必ずしもファインダーを見ながらフォーカスリングを回しているわけではなく,また,必ずしもファインダーを覗いているカメラマン本人が合わせるわけでもありません.つまり,シナリオに従って,決められたタイミングで決められた距離にピントを順次合わせて行く作業を容易にするための器具が本来のフォローフォーカスで,形状もそれに適したものになっていました.しかし,最近はもっと広い意味で使われていて,カメラレンズのフォーカスリングに外付けしてマニュアルフォーカス(MF)を容易にする器具全般を指すようですから,ここでもそのような意味で使うことにします.

さて,MF飛翔撮影大好きの私が昨今頭を痛めている問題は,新発売されるAFレンズのほとんどがいかにもマニュアルフォーカスし難そうなものになってしまったことです.スペック的に折角興味が湧いても,製品画像を見てがっかりすることが何と多いことか.大口径超望遠レンズ以外は全滅と言ってもいいかもしれません.MF専用のシネマレンズには流石にいい物が多そうですが,如何せん価格が飛び抜けていて望遠レンズは数百万です.メーカーにも色々言い分はあるのでしょうね.AF性能を上げるためにはMF操作性には目をつぶる必要があるとか,AFレンズのMF操作性を問題にする人が少ないのでコストを抑えるためにとか,...ま,そうは言っても,このままの状態が続くのは寂しいです.しかし,写真用品メーカーがMF操作性を劇的に改善するアクセサリーを開発しているとも思えません.また,動画撮影用品メーカーが作るフォローフォーカスはほとんど画一的で,古くからあるスタイルを継承しながら僅かに改良している程度です.モーターで駆動するワイヤレスフォローフォーカスには将来性を感じますが,評判が高いメーカーの製品は数十万という価格が当たり前な一方で,比較的リーズナブルな価格帯の製品の評判はどうも今ひとつのようで,まだまだ気楽にチャレンジ出来る状況ではなさそうです.待っていても自分が必要としているものは早々には登場しそうにありませんから,この辺で重い腰を持ち上げざるを得なくなってしまいました.

カメラの重さを支えながら自由に上下動できる補助機材の仕組み

飛翔撮影はカメラを自由に振り回せるとやりやすいですね.単調な直線的水平飛翔なら三脚や一脚を使っても全く問題ありませんが,変化が多い飛翔や咄嗟にカメラを構えて撮りたい時には難しくなります.軽いカメラなら手持ちで頑張って撮りましょうで済ませられますが,重いカメラだとなかなかそうはいきません.補助機材がカメラの重さを支えてくれて,手持ち撮影と全く同じようにカメラを振り回せると快適だと思います.私はEasyrig Miniという手持ち撮影補助機材を使っていますが,今回はこれとは違うタイプで,カメラの重さを支えながら自由に移動(主に上下動)できる仕組みについてまとめてみました.

手持ち撮影用パームレスト

3Dプリントで作ったパームレスト:手前右の二つは応用が広いタイプ,他はMF撮影用ちょっと間が空きましたが,また3Dプリントネタです.今回は手持ち撮影の時にあると快適なパームレストです.グリップと言った方が通りがいいかもしれませんが,必ずしも握るわけではなく,手のひらに載せて支える台という意味でこのように呼ばれています(“rest”=「台,支え」).ゴーヨン(IS I型)で手持ち撮影を始めた頃(10年前)にこんなのがあったらさぞ快適だったろうなぁというものが3Dプリントで作れましたので紹介します.

Dot-Tune:AFマイクロアジャストメントの方法

AFマイクロアジャストメントの方法で,特別な器具を使わなくても出来る”Dot-Tune”という方法がありましたので紹介します.時々覗いている海外の掲示板に載っていました.7D Mark IIでやってみたところ,LensAlignを使った結果と一致しましたので,信頼性もあるように思います.

両眼視撮影のためのライフルスコープ取り付け:その2

ライフルスコープを超望遠レンズに取り付ける方法を改良しました.以前の記事で紹介した取り付け方は,取りあえず色々な調整が簡単に出来て,剛性も十分確保出来ていましたが,すぐ目の前に横たわっている大きなプレートが目の上のたんこぶ状態だったため,ファインダーから目を少し外して待機している時の視界の確保が不十分でした.また,撮影レンズの三脚座を上にして使うため(三脚座を下にしても同じプレート類を使って取り付け自体は出来ますが,フォーカスリングを操作する左手にプレートが干渉してしまう),そのままでは三脚や一脚に載せることも出来ませんでした.この2点を改良した取り付け方を紹介します.今回のものは,より多くの人に参考にして頂けると思います.